子どもの何気ない一言に、思った以上に深く傷ついてしまったことはありませんか?
悪気がないと分かっているけれど、その言葉が胸に深く刺さり、つい怒ってしまったり、悲しくなってしまう。
特に発達特性のある子どもとの日常では、言葉の受け取り方や伝わり方にズレが生まれやすく、親の心に大きなダメージが残ることもあるんじゃないかなと思います。
私自身、子どものふとした一言に、その場にいられないほどショックを受けた経験があります。
その時に気づいたのは、私が傷ついたのは言葉そのものだけではなく、その言葉の奥にある「親の心理」だったということでした。
ASD次女の言葉が胸に刺さった日
ある日、次女が言いました。 「家にいる人は暇なんでしょ?」
その瞬間、自分でも驚くほどに心が揺れました…。
子どもの言葉に親が傷つくのはなぜ?
子どもの言葉に傷つく時、私たちはその“言葉そのもの”に傷ついているようでいて、実はその背景にある自分の思いに深く反応していることが少なくないのではないでしょうか?
今回の我が家の出来事でいうと、次女が
「家にいる人って暇なんでしょ」
と言った事に対して、私は自分でも驚くほど心が反応してしまいました。
この一言だけを見ると、子どもに悪意はなく、目に見えた事実をそのまま言葉にしただけかもしれません。
けれど親にとっては、
- 日々の家事
- 子どもの様子の観察
- 学校や支援先との連携
- 家族全体の調整
- 自分の心身との向き合い
といった、目に見えない役割が積み重なっています。
そのためこの言葉は、
「何もしていない」
「頑張りが伝わっていない」
と受け取りやすく、深く心に刺さってしまうのではないでしょうか。
発達特性のある子どもの言葉の特徴
ASD(自閉スペクトラム症)傾向のある子どもは、思ったことをそのまま言葉にしやすいことがあります。
これは悪意があるわけではなく、見えた事実を率直に言語化している場合が多いです。
たとえば、
「ママは昼間家にいる」
↓
「つまり、お仕事はしていないと思う」
↓
「だから暇(大人はお仕事をするから忙しい)」
というように、目に見える情報、よく聞く情報からストレートに結び付けて表現することがあります。
また、相手の気持ちや、その言葉がどう受け取られるかを想像することが難しい場合もあります。
これもまた、発達の特性によるものであり、責めるべきことではありません。
そういった特性を親が理解することで、
「悪意ではなく、今見えている世界をそのまま表現している」
と受け止めやすくなるかもしません。
傷ついた時に分けて考えたい2つの視点
子どもの言葉に傷ついたときは
① 自分の課題-親自身の感情
- 傷ついた自分を否定しない
- 自分の今の一番の感情を見つめる
- 何故そう感じたのかを探る
② 子どもの課題-子どもの世界
- どのように認識してその言葉になったのか
- 特性が影響しているか
- どう伝えるとよいかを考える(今後のアプローチ方法)
私の場合、この2つを分けて考えることができると、気持ちが少し整理されました。
具体的な声掛けのヒント
- 「家の中にもたくさんのお仕事があるんだよ」
- 「そういわれると少し悲しいな」
など、事実と気持ちの両面を伝えることがいいのかなと思います。
まとめ|傷つくのは、それだけ向き合っている証拠
子どもの何気ない言葉に深く傷ついてしまうのは、あなたがそれだけ子どもと日々向き合っているからだと思います。
その感情を否定せず、子どもの特性と自分の気持ちを分けて考えること。
それが少しずつ関係を整えていく一歩になるのかもしれません。
↓実際の考え(私の頭の中)をnote(有料)記事にて書いています。↓

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。よかったら、ほかのエピソードにも寄り道していっていただけると嬉しいです。↓



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