※この記事は2025.9.16に投稿したものを2026.5.9にリライトしたものです。
発達障害を持つ子の子育てって本当に難しい。
毎日同じことの繰り返しで、
「どうしてできないの?」
と思ってしまう日もあります。
けれど気づけば私は、子どもたちから「待つこと」を教わっていたんです。
今回は、発達障害を持つ子の子育てを通して、せっかちな私に起きた変化について書いてみようと思います。
↓↓このお話はこんな方に読んでいただきたいです。↓↓
もともと私はせっかちだった
私(はは/はゆまーま)はどちらかと言うとせっかちな性格です。
学生の頃から自分でも気になっていた部分で、もう少し待てる人間になりたいと思ってきました。
せっかちって、とにかく子育てにおいてはよくないことが多い!
毎日そう実感する日々でした。
特に、発達障害を持つ子の子育てには徹底的に相性が悪いと思います。
特性のある子はゆっくりなことが多い。
それを待つことができなければ、ますます親子で悪循環に陥ることは目に見えています。
そんな私も、ちち(夫)がとってもマイペースな人なので、長い付き合いの中で、ずいぶん “ゆっくりペース” に合わせられるようになってきたつもりでした。
私の両親も、私に輪をかけてせっかちなのですが、気付けば私が自分の母親とのテンポが合わなくなっているくらいの影響はありました。
けれど、育ってきた環境や思考の癖は、パートナーがどれほどマイペースで、合わせる必要のある機会があっても、たとえ自分がそうなりたいと思っていても、限界がありました。
「待つしかない」状況になった育児
そんなわけで、割とせっかちベースなまま子育てに入った私。
そんな、いまいちコントロールできない自分のせっかちな面を、明確な課題として意識することができたのが、次女の発達障害に気づいたあたりだったのではないかと思います。
自分がコントロールするというよりも、発達障害の知識を踏まえて子どもたちの特性を見ると、待つしか選択肢がないという、強制的な状況になりました。
結果、発達障害というものを知って1年半、以前よりははるかに待つことがかなりできるようになってきていると思います。
それは、夫もそう感じてくれているようなので、私の勘違いではない…と思いたいです。
「早く!」の影響
子どもたちのことを以前より待てるようになると、気づいたことがありました。
それは特性上、言葉が正しく伝わりにくいということでした。
私はついつい「早く!」と言うことが口癖になってしまっていました。
何も言わなければ日常のペースにどんどん遅れてしまうので、どうしてもそうなりがちだったんです。
けれど、そうすると発達の特性上、言葉をその通りに受け取りやすい子どもたちは、”なんでも早いことが大切”と言う認識になってしまっていることに気づきました。

それは違うぞ!?
と、焦った私は、以前よりも、なるべく見守るよう、努められるようになりました。
今はなるべく、「早く!」と言ってしまう時は、
なぜ急がなければいけないかの説明に切り替えるようにしています。
自分の意図が誤って伝わっていることを意識することで、
・自分もなるべく待つことを忘れないようにする
・あえて声掛けをしないようにする
ということがしやすくなりました。
ただ、今までずっと言ってしまっていただけに「早く!」の意味はまだ、”早いことが大切”と伝わりやすいことがあって、

ママ!今日は給食早く食べ終わったんだよ!えらいでしょ!?
なんて言ってきたりします。

あ~、ごめん…。早くっていってたもんね。いつも、家でほぼ食べずに1時間たっちゃうからね。ご飯は早く食べることが重要じゃないんだよ。普通のペースでご飯を食べ終わってくれればいいんだよ。
なんて思いながら、

そうか。それは頑張ったんだね。
ご飯の時間、よそ事したり、ゴロゴロしたりしなければちゃんとご飯食べられるってことだね。そうやって、ご飯を食べる時間はご飯を食べることに使えばそれでいいと思うよ。
いつもお母さんが「早く」って言ってるけど、それは早いことが大切ってことじゃなくて、ご飯の時間はご飯を食べることが大切って意味なんだよ。給食おいしかったね!
と言う感じで、ちょっとずつ、”早く”の意図を理解してくれることを願って声掛けをしていくようになりました。
こんな感じでちょっとずつ軌道修正しようとしています。
そうやって声掛けすることで、私も少し冷静にもなります。
待つことができれば怒ることが減る
そして、「待つ」ことができれば、怒るということもかなり減ってくることに気づかされました。
せっかちであると、より自分の予定や都合で怒っていしまうことが多くなりがちなのかも?と感じます。
人の話を聞けるようになってきた
また、それと同時に、人の話を聞けるようにもなってきました。
私も割と脳内が忙しく常に何かを考えてしまうのですが、、話に対して展開や結論を先読みしてしまいがちという問題点がありました。
そうすると、人の話の終わりに少しかぶせるように質問や結論を聞いてしまうのです。
これって、会話の中でかなり嫌なランキング上位ではないでしょうか…。
毎回と言うほどではないと思いますが、これ、結構しがちだと自覚していて、相手が完全に言い終わるまでゆっくり話を聞くということが苦手だという悩みを持っていました。
そんな性質のある私が、伝えることが苦手な子どもたちの話を聞くのは正直骨が折れます。
主題の前の状況説明で、4,5ループ言い直しなんて当たり前、言い間違えると繰り返し納得するまで言い直すなど、割と特徴的な話し方をする長女に対しては、「長女の言いたいことはなんだ!?」と自動的に頭が回転し出して、そわそわしてしまいます。
それが、今では、随分話し終わるまで待とうという意識が行動に現わせるようになってきたかなと思います。
私としては長年悩んでいた性質が改善されてきて、本当にありがたいことです。
まとめ
今は、子どもたちのおかげで、自力ではなかなかできなかった自分の課題にやっと向き合えはじめた感覚です。
常に忍耐の子育て。
そのレベルが想像の何倍もあって、正体がわからないうちは本当につらかったけれど、『発達障害』というものを知り、向き合うものの正体が分かったことで、実は、子育てをしているつもりで、本当は、育てられているのは私の方なのかもしれないと思いました。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。よかったら、ほかのエピソードにも寄り道していっていただけると嬉しいです。↓



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